オフィスで俺の後ろに座ってる奴がむかつく。デブを差別しやがった。デブがデブになる理由が自堕落な生活にあるとしか考えられないらしい。病である可能性をまったく考慮していない。奴はいい加減な仕事しかせず、会社のスキー同好会で遊ぶことしか考えていない。人が徹夜で残業している時にスキーに行き遊んでゲハゲハ笑っているなどしている。休日でも課の誰かに連絡がつくように、持ち回りで携帯待機というのをやっており、このときは本来なら自宅に居なければならないのだが、奴は自身が携帯待機の当番であることを自覚していながら、なぜかスキー場にいた。言っておくが、携帯待機にはもちろん手当てがつくし、電話を取ったら数時間の休出残業代がつく。奴はスキー場でゲハゲハ笑いながら携帯待機をし電話にて出て待機手当てと休出残業代を請求した。上司は何も言わない。スキー場でゲハゲハ笑いながら片手間で仕事をし給与を得るほどに健康な、
奴は人が病に罹る可能性を考慮できないのかもしれない。
もう一人は、いつも不平不満を言っている。自分の仕事を減らすことに腐心しており、本来やらなければならない仕事を他人に押し付ける行為を正当化するためにぺちゃくちゃと不平不満と陰口を言い、まわりに同意を求めている。まわりも同意しているが、どう見ても本来やらなければならない仕事つまりISO9001品質マネジメントシステムで定められた仕事をまったくしていない、つまり怠けているようにしか見えない。
こいつらは他部署から至急で依頼された仕事を平気で放置する。「今、忙しいから」などと言って。しかしその「忙しい」ところに割り込みをかけるために「至急扱い」で連絡を入れてきているのであって、優先度を決定するために仕事の内容を検討するくらいのことはしなければならない。それが仕事である。
こいつらに暴言をあびせる殴る蹴るなどの暴行を加えるなどしたいと考えているが、俺は放置された仕事を回収して抱え込んだあげく過労により倒れ今は体調不良を理由にろくに仕事をしておらず、仕事をろくにしない奴が後ろに座っているが故にこいつらがこんなことになってしまっているのかもしれない。なればこそ、殴る蹴るなどの暴行を受けなければならないのは俺のほうなのであってこいつらにはきっと罪はないのだ。死すべきなのは俺だ。こいつらに暴言をあびせ殴る蹴るなどの暴行を加えたいなどと考える俺が異常なのであって死すべきなのだ。