2009-02-12

遊んでる俺が有名大学に入れちゃう酷い現実に蹴りを入れたい。


俺が使ったチートはこれ。

指定校推薦入学」

俺は最初、そこそこ難しい国立大学を一般入試で受けるつもりで勉強していた。

学校図書館は朝一番、誰よりも先に入って朝の授業が始まるまで勉強してたし、夜も寝る間も惜しんで、いっぱい勉強した。

すると、夏季休業が始まる間際に担任から「指定校推薦を受けてみる気はないか」と誘いをうけた。

なんでも、校内で実施した実力試験で、俺が学年トップの成績だったらしい。

「だからなんだよ。頑張ってんだからあったりめーだろ。」と思ったのだが、そのテスト指定校推薦希望者を篩に掛けるための材料にするものだったらしい。

知らんがな。

俺は言い放った。

「俺は自分の実力で大学に入るんです。指定校なんて知りません。」

それでも、担任の勧誘は止まらない。とりあえず親に言ってみろということで帰宅

親に言う。

「まぁ、俺はこんなの受ける気は一切ないんだけど。だってこれ、東京私立大学だよ?お金いっぱいかかるじゃん。俺が国立受けようとしてる本末転倒じゃん。」

しかし、親は言った。

「金云々言う前に、お前はどう思ってるんだ?」

正直、東京で暮らすのは悪くないと思っていた。

しかも、その大学はなかなか有名で、ブランド効果も高く、実際魅力的だった。

「・・・まぁ、行きたくないわけではない。けど、やっぱり自分の力」「これはお前の力で勝ち取った誘いだろう?」

で、

いろいろ考え、話し合った結果、結局俺は担任に敷かれたレールの上を行くことになった。

秋にはもう完全な入学許可を得て、俺は受験勉強をする必要がなくなった。

もともと、"点をとるための勉強"というヤツが嫌いだった俺はみるみる勉強しなくなった。

毎日ギターを弾いて、頻繁に彼女(事情があって今年は受験をしない)と遊ぶようになった。

そういう生活を、今日まで続けていた。

すると、ちらほら聞こえてくる「落ちちゃった><」の報告。

「え?明らかに俺より頑張って勉強してたろお前」ってヤツがどんどん落とされていくのを見て、

なんて酷い現実なんだと思い、こんな自分が情けなく、恥ずかしくなった。

みんなごめんよ。

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