2009-02-09

募金

駅前で、募金が行われていた。

曰く「1歳半で重い心臓病(だったか?)の~ちゃんを助けて下さい」で、目標金額1億5千万円。

最近、こんな話をよく聞く。

まぁ俺は見知らぬ他人に金をあげようとは思わないし、もらいたいとも思わない(タダほど高いものはない、というではないか)。だから、この募金話が誠実なものかどうか、~ちゃんの運命がどうとか、別に興味はない。

ただ、仮に、この募金の理由が真実であって、目標金額が集まり、手術も成功して~ちゃんが助かったとする。

で、助かった~ちゃんが大きくなって(中学生とか高校生とか)、ある日、「募金のおかげで自分が助かった」事実を知ったら、どうするだろう。

要するに、~ちゃんは、大勢の善意によって生かされているわけだ。それをある日、知ってしまう。

凄いプレッシャーなんじゃないかな、人生に対する。

当人の性格にもよるだろうけど、自分の体(人生と置き換えても良し)は自分のものであって自分のものではないという感覚?それは、例えば家族がいて、その家族のために、自分の体は自分だけのものではないと思うのとは別の感覚

かといって、感謝する相手も特定できない。

もう宗教家にでもなるしかないんじゃないかな。

俺はそんな思いに縛られる人生は、御免被りたい。

俺が~ちゃんの立場だったら、大人になったときに、募金で生かされたことを恨むかも知れない。

  • そういうのって、本来は公的な基金や保険で何とかすべきだと思うんだよね。 募金が集まるなら良いよ、でも集まらなかったらどうするのかって思うわけよ。 命が他者の善意の多寡によ...

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  • 本筋とは関係ないけど、~の字が化ける条件、化けない条件って、どっかにまとまってるのかな。

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