俺、今20代後半で、心臓病。自分の場合は、移植は必要なかったのだが、手術中の輸血のために同じ血液型の人が大量に必要で、親の仕事の関係者とかに集まってもらって、待機してもらったらしい。とにかく大変だったという話はたくさん聞いた。今は医療技術が進歩したので、そこまで大変ではないらしいが。ちなみに、自分は「最上の命医」っていうマンガの主人公と同じ病気・同じ手術で、1巻の冒頭に手術の方法まで詳しく書いてあるので、興味があったら読んでみて。
うーん、とりあえず、自分は特殊な人間なんだ、という感覚はずっと持ってきたね。同い年で同じ手術頑張って受けたけど、手術中に血液がいきわたらず脳障害を起こして寝たきりの子の話とか聞いたし。小学校から、「運動では勝てないから勉強ではトップでなければならない」みたいに思っていた。で、東大にギリギリで現役合格したけど、その後は、あまりたいしたことのない人生を歩んでいます。
あ、あとね、9歳の時に、追加でカテーテル手術受けたんだよね。自分の心臓に管が入れられるのを、自分が見ている手術。太ももからね、カテーテルっていう細い管を入れて、心臓近くの血管まで延ばして、そこで風船みたいなのを膨らませて血管を太くする手術。この手術、手術中もちゃんと意識があるんだよね。たぶん、心臓には痛覚がないから、麻酔事故のことを考えると、全身麻酔でなく太ももの局所麻酔の方が合理的だからだと思う。同時に造影剤も入れられてね、でっかいスクリーンに、心臓と管の位置が表示されるのを見ながら手術が進むの。で、その画面、意識があるから、手術を受けている俺も見ているの。「おー、管が進んだー」とか思いながら見ているの。
正直、当時、「自分の心臓に管を入れられているのを平気で見つめていられる俺、クールで超かっけー!!」って思ってた(笑)痛みは、まぁあったよ。たぶん、バルーンが膨らむときだと思うんだけど、胸焼けのすっごいのみたいなのがくる。
まぁ、いい人生経験になったよ。たまに、人から精神的に弱いとかおっとりしているだとか言われるんだけど、「自分の心臓に管が入っていくのを自分で見つめている」とか「『全力疾走すると死ぬかもしれません』といわれながら普通に体育で全力疾走させられる」とかいう状況になっても、落ち着いていられる人にそういう発言をして欲しいなぁ、と思う。まぁ、大人だから言わないけどね。ってか、今は健常者と同じだから、いちいち心臓病のことは伝えていないし。
駅前で、募金が行われていた。 曰く「1歳半で重い心臓病(だったか?)の~ちゃんを助けて下さい」で、目標金額1億5千万円。 最近、こんな話をよく聞く。 まぁ俺は見知らぬ他人に金...
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心臓病ってなんかかっこいいよね うん、超かっこいい 三杉くんもやってたし
経度も含めれば何人かに1人はやってるからカッコ良くはないだろ
そういうのって、本来は公的な基金や保険で何とかすべきだと思うんだよね。 募金が集まるなら良いよ、でも集まらなかったらどうするのかって思うわけよ。 命が他者の善意の多寡によ...
国内で治療出来ないのは子供の臓器提供が禁止されているからであって、医療体制の問題じゃないからなあ。 この辺は日本人の死生観(脳死=死と単純に言い切れない)が関わるから難...
顔を見たこともない、自分を覚えてないであろう誰かの一人何百円かの善意をそんなプレッシャーに感じるとは思えない。 親が必死で働いてお金を作った、って方が確実にプレッシャー...
本筋とは関係ないけど、~の字が化ける条件、化けない条件って、どっかにまとまってるのかな。
増田だと以前は化けたけど、この間のタグ荒らし騒動の時に修正されたらしく?化けなくなった。