気の利かない人物、空気読めない人物という不可解な、不気味なものに対して、アスペという名前のテンプレートを当てはめることによって比較的理解しやすい既知の対象に変化させてるんだ。
だから、件の人物がアスペであるかどうかはあまり問題じゃない。
「KY」という属性がついているラベルであるなら、アスペでなくても、ADHDであろうが、血液型B型であろうが、ひきこもりであろうが、ロリペドであろうが、いいんだろうさ。ただ、今現在、そういった諸症状を持つ性格を表す一番便利な言葉が「アスペルガー」ってだけのこと。
10年もすれば、別の新しい言葉にとって変わられるよ。
なるほど。 「なんでもかんでもアスペっていう人」と言ってレッテルを貼る人もまた、ラベリングして安心を得ようとしているわけか。 ラベルを貼ったりカテゴライズすることで、物事...