2009-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20090121213011

調べようとしていますが神経系というのは電気信号が非常に微弱で,しかも直接針を刺すことはできるんですがいったんは切断しないといけないので本来の状態か調べるのはとても難しいんですね。外的に非浸襲でやってみようということなども行われているんですが,どうしても心理物理実験になってしまうので正当性を調べるのは難しいです。

ただ,神経の伝達速度はわかっているので太さに対して一定の神経伝達物質が等確率で移動すると考えるなら,太い方がたくさんの神経伝達物質が移動するということにはなります。

しかし,そもそも脳梁の働きが何かというのもはっきりとは分かっていません。解剖によってそれが存在していると確かめるのはできるんですが,生きてる状態での計測は難しいためです。生体計測はほんと難しいんですよね…なのでどの増田だかが出してきたソースははっきり言って無意味以外の何物でもなく,どちらかというとトンデモにあたると思います。全く違うとも断言できませんけれども,おそらくそういう違いがあるというのは心理物理実験での結果でしょうから,実験そのものがバイアスがかかっている場合は結果にも影響があります。そもそも心理物理実験の結果というのはいかにようにも見えるというものなのでこれもまた…。

記事への反応 -
  • 脳梁は右脳と左脳をつなぐ神経の束で、情報伝達の橋渡しの役目があるそうです。人の顔の見極めとか、どこがどう変わったとか敏感に反応するのは太い脳梁を持つ女性に多いそうです...

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