金融危機でモノが売れなくなりました。
モノが売れなくなったため、工場を停止させ、末端の派遣社員が切られました。
失業者が決起して、国に助けを乞いました。
働きたいけど、働き'たい'ところがないので、働けません。
いったい誰が悪いのでしょう?
五体満足なのに、仕事を選り好んで、一人前に権利を主張する失業者?
そんな失業者に、いとも簡単に生活保護を決めてしまった(ようにみえる)行政?
それに怒る国民?
正直、今の流れはいたって自然なのです。驚くほどに。
みんな自分がかわいいと思うことにすると、全く納得の行動なのです。
自分たち待遇や給与を減らすこと(まあ多少減ってるかもしれないが)なく、末端に押し付けた会社の重役たちは自分が一番かわいい。
派遣という立場の意味もよく理解せず、もっと待遇をよくしろ、今の状況は国が作ったという失業者も自分が一番かわいい。
このまま失業者が暴れ始めたら、治安も悪くなるし、早急に対処すべく、お金を与えることが可及的速やかにそれを処理できる唯一の方法であり、それを簡単に使う行政も自分が一番かわいい。
あいつらばかりいい思いしやがって、俺らの税金使いやがって、と思う国民もやっぱり自分が一番かわいい。
みんな自分本位だったら、何も解決しないよね。
根本的に解決するにはどうしたらいいのか考えないとね。
現状がダメなのは、火を見るよりも明らかなのだから。
あんた何言ってんの? 自分が一番かわいいのは当たり前でしょう。 それを強権でどうにかすべきなんじゃないの? こんな言い方はしたくないけど、「国」が。 あと派遣切りの事案だけ...
要は、いままで企業がおっていた雇用を通した生活の安定を国がやるだけになる話だと思うけど。 間接雇用の禁止 ↓ 業務請負。職業安定法の形骸化 ↓ 労働派遣法制定 ↓ 労働派遣法改...