2009-01-12

http://www.chugoku-np.co.jp/Otoko/otoko98/980416.html

 鈍さの後天的な理由を探っていけば、男の育てられ方に行き着こう。小さいころから「お兄ちゃんだから我慢」「泣いちゃだめ」「負けるな」と、耐えることを教えられてきた。つまり感情や本音を抑えて、強くあることである。

 競争に打ち勝つ強さを崇拝するのが、男社会の特徴だ。そこでは本音=弱さであり、それを見せるのはタブーである。これではうれしさ、悲しさ、苦しさの感情は凍結されてしまう。それをまさに地でいっているのが、受験競争企業組織の中の男ではあるまいか。

ものすごくわかる。

恋愛における競争でも、弱さ=泣き叫んだり、慌てふためいたりしたら、負けだ。

弱さを見せた段階で、女性は寄り付かなくなる。

だから、男性は弱さを隠すほかない。

いつになったら、女性のように自由に感情を出すことができるのだろうか。

それとも、永遠に来ないままなのだろうか。

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