能力のある人間には能力のない人間のことなど永遠にわからない。
人間の想像力には限界がある。
我々の社会が競争的な社会の形態をとっているのは
あくまでもそれが社会全体として効率がよいためである。
それによって能力のないものを殺すことが目的ではない。
競争社会という概念そのものがいわば一種の方便であり、虚像だ。
最終的には能力のないものを保護しなくてはならない。
所与の能力というのは偶然であり、本人には責任がない。
能力のないものを殺し始めたら我々全員がいつでも殺される可能性があることを認めることになる。
弱者を脱落させる社会に未来はない。
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