凡人は支配され服従を好む
それを支配するのが数100万分の1の確率で生まれてくる天才である
天才とはナポレオンやマホメットのような世界に新しい思想や革命を起こす独創的人間で
新世界を作るためなら人を殺してもいいし新たな法律を作る権利も持っている
たとえばニュートンはあの重力の研究を誰かが邪魔をして人類の発展を妨げた場合
いやむしろ殺してでも世界に研究の成果を発表する義務があったと思います
だからと言ってニュートンが罪のない人たちを自由に殺したりする権利を持っていたことにはなりませんよ
では天才に罰を与えるのは一体誰だろうか
おそらく自分自身に罰をくだすでしょう
天才が法を作り罰を決めるのですから
奇妙な夢を見た
自分だけが正しいと思い込む病
すべての人々は他人の考えを軽んじ
互いに相手が理解できず
つまらない恨みで殴り合いをはじめ互いに殺しあった
これだけ自分だけが絶対と信じる人々はかつていなかった
すべての人々が罪のなすりあいを始めてついに何もかも滅びてしまったのだ
これが俺の望んだ新世界?
これが天才のすることか?