2008-12-03

近々結婚することもあり、住居のことを考えている。

購入するとなると、地方在住でも、一戸建てにしろマンションにしろ、2,000万円とか3,000万円とか一生かけてローンを背負うはめになる。

しかも、払い終わった頃には住宅の耐用年数も尽きているときている。

これまで何千万世帯もがこの住宅投資をしてきたはずで、なのにこれからの世代もまた投資し続けなくてはならないなんて、なんとも不合理だ。

最初に新築する人にインセンティブを与えて、いい家(高耐久家屋)を建てるようにはできないのだろうか。

現状:耐用年数30年の家を3回建てる(土地代含まず)

-工事内容工事費用(万円)負担額(万円)
1世帯新築15001500
2世帯新築15001500
3世帯新築15001500
合計-45004500

改善案:耐用年数100年の家を1回建てる(土地代含まず)

-工事内容工事費用(万円)負担額(万円)
1世帯新築25001500高耐久家屋補助金として1000万円を得る
2世帯リフォーム200800高耐久家屋入居金として600万円納める
3世帯リフォーム400800高耐久家屋入居金として400万円納める
合計-31003100

まあ、未来からお金を分けてもらう必要があるんだけど。

とか考えてたら、長期優良住宅普及促進法というのが、今国会で成立したらしい。

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081128AT3S2800O28112008.html

基本方針については大いに賛成だが、税制措置だけだと実効性には疑問。

衆議院で公開されている法案(?)によると、登録免許税が1000分の1になる。

http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/houan/g16905044.htm

登録免許税は不動産価格の1%くらいだから、せいぜい20万円くらいの減税となる、かな。

長期優良住宅の認定のため、国土交通省天下り機関ができて終わり、だったりして。

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