これを読みながら、「政治家や官僚も、ちゃんと仕事しているんだなぁ」と、ちょっと感心した。
田母神氏の解任の是非はともかく、意思決定の早さに驚く。
午後3時に問題が発覚。
防衛相は地元にいたのに、連絡を受けてその日のうちに防衛省に戻ってきて、7時間で更迭を表明。
深夜に各閣僚を回って、人事の承認をとって正式決定に至る。
会社でも、ここまでの早急な意思決定ができるところって、なかなかないんじゃないかな?
午後3時に問題が発覚する。意思決定できる上司は地元。上司に連絡を入れるのは当然としても、「じゃ、明日、会議を開いて・・・」ってことになっちゃったりするのが普通じゃない?
地元にいた上司が夜中に職場に戻ってきて意思決定できるとか、素直に「すげー」って思うんだけど。
しかも、最終決定に、各閣僚の承認が必要だったとしたら、なおさら、「最終決定は明日まで待って・・・」ってならない?
深夜に何人もの重役に電話して、一人一人承認を取るとか、すげーバイタリティーだなぁって思うんだけど。
「夜中に電話かかってきてもちゃんと応じる」とか、「緊急案件は夜中でもすぐに実行する」とかいうことが、当たり前なのかもしれないけど、ちゃんとできているんだなぁ、と、少し安心する。
そこまでできる組織ってなかなかないと思う。