2008-10-21

精神を病むと言うことの多様性

統合失調症(の疑いが強い)人の友人の相談がホットエントリーになってますね。

心理学を学んでいるので,自分もアドバイスを書いたけど。

こないだ先生から聞いた印象的なお話を軽く。

精神障害って,本当にその人それぞれで違うらしい。

つまり,妄想とか錯乱とか,うつとかそういう症状はみんな共通しているんだけど。

もっと細かく,妄想の内容とか,うつでも,何ができないかとか。

そういうのを見ていくと,まったく人によって違うらしい。

色々と要因はあるけど,簡単に言えばみんな生育環境が違うからです。

例えば,妄想でも。

ある人は隣の人が自分を殺そうとしている。だったり

ある人は,自分の親が自分を殺そうとしているだったり。とかする。

おそらく,後者は親子関係が悪いとかなんらかの親子関係が背景にあるんでしょう。

みなさんに覚えていてもらいたいのは,症状や生育環境はその人に特徴的だから,

安易に「自分の経験ではこうだったから,こうしたらいい」とかはやめた方がいいと言うこと。

それと,そういうアドバイスを受けてもふーんというくらいにしておくこと。

一番いいアドバイスは「病院に行かせてください。」です。

もし,個人的経験からアドバイスをもらっても

病院に行かせることを勧める or 行っていること確認する人以外のアドバイスは真に受けないでください。

うつでも,じっくり話を聞いたら治ったよ。とか怒ったら治ったとか言われますけど。

そういうのは,その人には「たまたま」効果があっただけなんですよ。

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