ついさっき見たよ。この映画ではウィルス感染者がミュータント化して生き残った人間を襲うという設定なわけですが、
どうしてキリスト教圏の人たちは、こういうダークなシチュエーションが好きなんだろう。
いろいろ考えた。
バンパイヤにしろゾンビにしろこういう洋物の化け物って、キリスト教文化圏の精神的な歪みの現れに思えるんだよなぁ。
キリスト教的な倫理的綺麗事の裏にある暗さというか、宗教的な教条で抑圧され鬱積した劣情が、その化け物のすがたに現れているんだよ。
だってさキリスト教では「右の頬を叩かれたら左の頬も差し出せ。」とか言っちゃうんだぜ。
普通に人間らしい感情ならば、殴られたら殴り返したくなるのが人情だ。
しかし、その自由な感情を宗教的に教条で縛ればどこかに無理が溜まって、裏で劣情は歪んだ形となり噴出する。
それがあのなんとも言えないダークさであり、光に弱いバンパイヤの姿です。バンパイヤは実はキリスト教徒の内実であり裏側の姿なんです。
別にキリスト教に限らずとも、教条的に綺麗事の多い宗教はどこかにダークな裏側があると思ったほうが良い。
そういえば、以前mixiの仏教系カテゴリーで、念仏者が裏コミュ作って、表のコミュの人たちの悪口を散々やっていたのを見たことあったなぁ。表では歯の浮くような綺麗事言いながらなにやってんだろうねぇ。
光が強ければ強いほど影も濃くなる…
vampireもzombieもキリスト教文化圏じゃないだろ。単に(ハリウッド)映画的定型ってだけだよ。それ。
ハリウッド的定型は、キリスト教文化圏だ。