ロボットに魂があるかどうかなんて問題じゃない。ロボットに魂があると思えるかどうかが問題だ。
みんなそれと同じだ。女に魂があるのかどうか、中世ヨーロッパではそんなことが宗教者の間でまじめに議論されたらしいが、問題はそこにない。彼らは女に魂があると信じられなかった、つまり、女性に対しては共感をもてなかっただけの話だ。
すべてのものの魂は、そのもの自体に宿っているわけではない。それをみている私たち自身の中に現れるものだ。私たちがあるものに共感したとき、私たちはそのものに魂を感じる。逆にいえば、共感できなければそれが人間であっても魂が、心があるなどとは思えないのだ。
さあ、すべてのものに魂を感じてみよう。そしてこの世界の残酷さと美しさを知ろう。
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