2008-09-26

枕詞が抜けてんじゃね?

(1)

携帯で読めるように】短く文を切る。

携帯で読めるように】意味よりもテンポが重視される文体。

(2)

【なんでそこまでして携帯小説読むかというと】メールの延長ぐらいでしか文章読めない小中学生(並の人)向けだから。更に付け加えるならばそういう人向けに『感動』を手軽に切り売りする目的の娯楽物。

で、

(3)

小中学生(並)の人間相手だから】イディオムは不要。

小中学生(並)の人間相手だから】内容は(背伸びしたい)子ども向け、エロ・グロ・バイオレンス主体。

…とまあ、そんな風に、

 携帯というスタイル必然的に要求する枠(1)

 携帯電話現代社会の中で持つ文脈(2)

 その条件と要請の下で築き上げられた文化(3)

定義すれば大体規定可能。枕詞をはずすと、物の本質が見えない。基本は「枠」が生み出した一つの文化でしょ。たとえば

 (1)5/7/5というスタイル

 (2)暇な町人が難しいこと知らなくても取り組める娯楽

 (3)さらなる暇人の手によって進化

…という形で規定できる俳句と同じ。(近代俳句はまた別規定だけど。)

英語圏外国人ケータイ小説とは何かを説明するには?

http://anond.hatelabo.jp/20080926101510

記事への反応 -
  • ・イディオムを一切使わない。 ・空行による行送りに意味がある。日本語で言うところの『余白の美』に通ずる概念である。 他にどんなことを言えばいいのか。

    • (1) 【携帯で読めるように】短く文を切る。 【携帯で読めるように】意味よりもテンポが重視される文体。 (2) 【なんでそこまでして携帯で小説読むかというと】メールの延長ぐらいでし...

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