2008-09-20

昨日の話だが、西伊豆の某港に横浜からカゴ釣り初体験しに行った。

朝マヅメから釣り始めたが、全然釣れず悪戦苦闘。

隣に「よろしいですか?」と入って来た初老地元師は手慣れたもんで、

始めてからすぐにポンポン青物を抜き上げる。

コツがあるのかと聞いたら、「今日は魚の機嫌が良いだけですよ」と謙遜されたが、

地元釣り具店の自作らしい仕掛けを教えてくれた。

おまけにタナの位置、潮の流れによる回遊のポイント、投げ方のコツとかまで

丁寧に解説をしてくれた。

お陰で何とかイナダを一本ゲットしたら、拍手して喜んでくれた。

地元師で話好きの老人に御礼を述べると、

私はここの釣り場しか知らないから、釣れても釣れなくてもまた来たいなと思われたい事。

釣りなんてうまくいかない事の方が多いんだから、せめて隣の人とは気持ち良く

釣らなきゃと思ってる事。

若い人のマナーなんて言う仲間も多いけど、我々みたいなほうがマナー守ってない。

我々がきちんとマナー守れば、それを見た若い人はきちんとやるはずです、との事。

「私には家族がいないから、釣りくらいしかないんだ。

今日は一日話に付き合ってくれてありがとうな」

地元師って外来の人からしたら取っ付きづらいイメージあったんだけど、

こんな人もいるんだな〜って思った。

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