いきなり見るとビックリするじゃないですか。
「わっ」とか「きゃっ」とか小さく声上げたり、「やっつけてー」とできる人に頼むんだけど
「それくらいでいちいち騒いで」「あんなん簡単じゃんね」といちいちねちねち言っている子がいて。
そんなに虫に強いのかー、すごいなー、と思っていたら、先日、私でも平気なサイズ(小さめ)のGを見て、
ギャァー!と悲鳴をあげて数メートルダッシュしていた。そこで、「あれ?」と思った。
日頃人にあれだけ言っておいてどうしちゃったの?と。「えへへ」とごまかされた。
その子、ハードディスクプレイヤー(?)を買ったはいいものの、入れる曲がないというので、
私の家にある昔のCDを入れた。自分の趣味とその子の趣味は違っていたので前もってきいておいて、
アルバム10枚分くらいかな、結構入れた。
先日、「(聴き過ぎて)そろそろ飽きてきた」といわれた。その気持ちわかるー、と話していたんだけど、
どうもそういう話題ではないらしい。要するに、違うのを入れろ、という話。
悪いけどもう持ちネタはない、と伝えた。その次の言葉にビックリした。
「じゃあ借りてくればいいじゃん」。私はあなたの趣味を知らない。それに、なぜ私がそこまで?と疑問に思った。
「CD用意してくれるんだったら全然構わない。あなたの趣味を知らないから借りられない」と言うと
なんでそこまで言われなきゃいけないのか分からなかった。
どんな思考回路でそういえるんだろう。
信じがたい出来事だったけれど、少しうらやましくも思った。
私もそんな風にいられたら少しは楽だったかもしれない、なんて。