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書籍のアニメ化を見て、書籍は読まなくていいやと言い切るのはなんだかなぁ。
私は書籍から入ってアニメを見て「なんだかなぁ」という感想を抱いた人種である。
アニメ化決定というので、真っ先に描写するとまずいと思われる場面が多いことを心配した。
しかも、それを抜くとストーリーとしての薄っぺらさが増してしまうのだ。
内容が社会学的でない云々は小説であることの限界としてある程度仕方ないと思う。
だがしかし、暗示や例えとして（深読みかもしれないが、）ニヤリとできるところがあるのだ。
そう考えていると、
考えなしだったり、直感で動いたりする主人公というのも実にうまい設定であると思う。
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