2008-09-04

うつ病の人

知人の知人(要は他人)で、元気なうつ病の人がいる。

毎日創作意欲にあふれていて、とても楽しんでいる。

日記を拝読しているのだが「今度はあれ作ろう」「今日はこれ作った」「ヨーロッパ旅行行く(たしか実際3週間ほど行っていたような)」など。

結構他人とも遊んでいるようだ。

また、この人は休職中なのに、会社に遊びに行ったそうだ。相当タフな精神力だと思う。

そして日記には毎日のように「楽しかった」「これから楽しみ」という文字が躍る。

とてもうつ病とは思えない。

何かを作って完成させると、人は少なくとも自己承認できるのではないだろうか。

自分を認めることが出来る人は、死にたくならないだろう。

この人は、仕事が上手くいなかくなって鬱になり、休職しているらしい。

仕事プレッシャーがあったり、理想の自分と現実の自分にギャップがあって「こんなはずではなかった」とプライドが傷ついたりして、鬱になったそうだ。

この人が傷ついた気持ちは本当だろう。

とても辛くて、悲しかったに違いない。

だけど、この人に必要なのは、うつ病だから薬で治療する事よりも

この仕事が向いているのか、そうではないのか。

もっと向いている仕事があるのか、それとも今の仕事を上手くこなす方法を考えるのか。

こういう事じゃないのかと思う。

様子を聞いていると、うつ病というよりも「仕事が嫌い、仕事が向いていない」だけなんじゃないのかと思う。

薬を飲む前に、正直に自分と徹底的に向き合ってみたほうがいいのではないかと思う。

自分自身、心療内科に1年ほど通院し、精神科医にメンヘラ認定された過去もあるので尚更そう思う。

  • まぁ俺も同じような考えなんだが。 うちのチームは激務なんで、よく精神的にやられて長期離脱する人が出るんだけど、 しばらくして落ち着くと、また同じチームに戻ってくるのな。 ...

  • 長期離脱してる人、うちのチームにも居る。 全く見当違いなのはわかってるけど、つい「羨ましい」って思ってしまう。 俺が今、何より欲しい時間を満喫してるんじゃないか?と勘繰っ...

  • そういう人は、心配されないように明るく取り繕おうとしていたり、 医者から色々しましょうと言われて、楽しいなんてちっとも思っていないのに旅行に行ったり趣味を作ったりしてる...

    • その行動は昔はともかく今は逆効果かも。 最近は鬱のことは結構認識されてたので、妙に明るいと「鬱じゃないんじゃない?」と思われて、周囲のいらいらを引き出してしまうことにな...

    • いや、そういう旧型の鬱とは違って 「非定型うつ病 」というのがあるんだそうだ。 非定型うつ病 http://www.fuanclinic.com/byouki/karada.htm 非定型うつ病は、何か楽しいこと、望ましいことが...

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