日本文学が好きだという人にひいきの作家を訊くとなぜか谷崎潤一郎の名前ばかり挙がる。さもなくば三島か鏡花だ。多分その凄さがわかりやすく取っつきやすいためだと思うが、自分にはあれはゲテモノにしか思えない。
確かに谷崎の筆力は並大抵のものではない。読んでいると思わず本の中に吸い込まれそうになる。しかし自分にはその感覚が不気味でしょうがない。作品の中に入り込み、酔いが回り始めると、次第に自分が自分でなくなるような不安が首をもたげ始め、読み終えるまでそれと戦い続けなければならなくなる。自分の身体が何か得体の知れないものに侵食されているような感覚だ。一気に読み通すのは危険なので、休憩を取りながら少しづつ進めていく。すると本を閉じる頃にはすっかり疲れてしまい、化け物にねぶられた感触がまだ続いているような不快感が残る。しかもこの人の小説は栄養のない砂糖菓子みたいなものだから、読んだからといって特に思想的な感銘を受けられるわけでもない。ただ悪夢から目覚めた時のような心地のまま、また時間を無駄にしてしまったという感慨にふけることになるだけだ。これではいい印象など残るはずもない。
思うにこれはよほどの変態か暇人でなければ楽しめないものであって、普通の人間が手を出すものじゃない。だから人を選ばず谷崎を勧めて回るのはやめてくれ。
だから人を選ばず谷崎を勧めて回るのはやめてくれ。 お前が訊いたんじゃん 日本文学が好きだという人にひいきの作家を訊くと
そんなあなたには夢野久作をお勧めしたい。何となく。
夢野久作は確かにいい。8年くらい前に僕も卒論は夢野久作で書いた。 今の時代にあうかもしれない。
日文専攻だけど、三島は「つまんね」と思える感性が正解。詩にもなってないしクソの役にも立たん。興奮もしない。 三島好きって奴を俺は信用しないね絶対。うさんくさいよ三島ファ...
山岡さんみたいな奴だなお前。
あなたのおすすめ文学は?
日文専攻だけど、三島は「つまんね」と思える感性が正解。詩にもなってないしクソの役にも立たん。興奮もしない。 三島好きって奴を俺は信用しないね絶対。うさんくさいよ三島ファ...
日文専攻だけど、三島は「つまんね」と思える感性が正解。詩にもなってないしクソの役にも立たん。興奮もしない。 三島好きって奴を俺は信用しないね絶対。うさんくさいよ三島ファ...