なんでもいいから、今恋人が興味を持ってたり得意としてたりする言語を習ってみる。
そうすると、たいていの場合はまず最初は”Hello World”の表示のさせ方を教えようとする。
最近はRubyとか流行なので、put とか教えてくれるんじゃないかな。
そこで教わった通りに、ただし”Hello World”のかわりに"I love U"とでも表示させてみよう。
顔を赤くしてくれたりするから、萌えるよ!
メイドカフェに倣うと言っても、メイドの格好をする必要はない。一ネタのために買うには他の用途のない服装であるからだ。
貴女の恋人がメイド好きなら、一度くらいは我慢して着てみてもいいかもしれない。
まあとにかく、服装はなんでもいい。いつも通りのシャツとスカートとかそんなんでいい。
それから恋人がやってきたらすかさず「おかえりなさいませ、ご主人様」と言う。
これには真剣に自分はメイドだと思い込むくらいの演技力が要求される。心しておいた方がいい。
試しに言うと分かるが、これはかなりバカバカしい台詞である。吹き出さずにいるのは至難の業だ。
そしてオムライスでもお好み焼きでもいいので、とにかくそういった調味料を上にかける料理を用意する。
作れない時は出来合いのものでも買ってきたらいい。
ちなみに自分はオムライスは作れないので、ピカタを五枚焼いて「あ」「い」「し」「て」「る」と一枚ずつ書いた(不器用なのだ)
見た瞬間は脱力されるが、そのうち耳が赤くなる。やっぱり萌える。
まず、恋文を用意する。貴女の愛すべきギークでオタクなバカ野郎への愛を綴ったラブレターである。
便箋や封筒には凝りたいところだが(最近は林檎のマークとかウケるかもしれない)、凝ったところで気遣いに気づかない可能性があるのは承知しておくべきである。
ギークのオタクというのはそういうところに気が回らないか、気づいてもそれを不合理だと捉えて気遣いだとは思わない習性を持つものが多くいるものだからだ。
そして用意した封筒を、部屋の窓に貼付ける。
この場合に利用するのはメンディングテープや弱粘着の両面テープなど、はがしやすいものにしておくことに注意すること。
そうして恋人がやってきたら、恐怖にうち震える表情を作り、か弱い風情で外を指差して「窓に!窓に!」と叫ぶ。
最初は不審な顔をされるが、中身を読めばやっぱり赤くなる。萌える。
以上が自分が実践済みの愛を告げる方法である。
是非とも諸姉には、できれば諸兄にも「これはウケるぜ」という方法をご教授願いたい。最近ネタが切れてきて、なかなかサプライズが用意出来ないのである。