■うつ病２０歳無職が過去と向き合ってみた　その後

約１年ほど前に

[うつ病２０歳無職が過去と向き合ってみた]を書いた者です。

http://anond.hatelabo.jp/20070626155340

この記事は、昔のことなんてどうでもいいよ！私は前に行くんだよ！

そんな気持ちでいっぱいになって書いたものでした。

後で見てみたら、考えられないくらい多くのブックマークがついていてびっくりしました。

本当にありがとうございました。コメントで頑張れと言って下さった方、とても嬉しかったです。

あれから１年、色々ありました。今回はそれを書いてみたいと思います。

まず、薬がかなり減りました。前の記事を書いたときの約半分、しかもかなり弱いものになりました。

それに、大分精神的に落ち着いてきた気もします。

周りの人からも、顔つきが明るくなったと言われるようになりました。

自分では中々実感がわかないのですが…

次に家族との会話が増えました。些細なことから、真面目な話までなんでも。

この年になってはじめて、自分のことを素直に遠慮無しに親に言えるようになりました。

前の記事で書いたことは親には内緒だったのですが、それも告白しました。

そうしたら母は、ごめんね、ごめんねと私に泣いて謝ってくれました。

でも、私は母を責めるつもりは全くないし

むしろ余計なことを言って母を傷つけたのではないかとちょっと後悔してるくらいです。

前の記事だと、親がすごく悪い人のように見えていたんじゃないかと思いますが

私は、親を恨んではいません。

親のせいで私が不幸な少女時代を過ごした、などと言うつもりは一切ありません。

私は、両親を尊敬しています。家族を大切に思っています。

家族のために一生懸命働いてくれている父、私が不安なときなどに話を聞いてくれたり

料理や、家事なんかを教えてくれる母、落ち込んでいるときに一緒に遊んでくれた姉

家族の支えがあったからこそ、ここまで回復できたんだと思います。

そして一番の進歩が、夢をみつけることができたことです。

今、それを叶えるために頑張っています。

不安もいっぱいだし、もう嫌だ、逃げたい、なんて思うことはしょっちゅうです。

でも、転んでも、起き上がれる力を手に入れられました。

あのとき、ブックマークしてくれた皆さんのおかげです。

本当に、ありがとうございました。

これからもいっぱい転ぶこともあると思いますが、精一杯生きたいと思います。

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