『君には失望したよ』
現実には……あんまり聞かない。その意味で、相当芝居がかった、言ってしまえば厨二病妄想気味な。
大体、他人にそこまで期待することがまずない。信用しても信頼するなと言われる通り、仮に期待にそぐわないことがあってもそれを織り込んで計算しておかなかった自分がまず問題だから、言えば言うだけ自分の準備不足をさらけ出す墓穴。仮に本当に期待してしかるべきシーンで相手が本当に意外な失敗をしたとしても使う必要なんて無い。なぜなら、本当は使える相手が運悪く失敗しただけなら罵る意味がないし、失敗が必然ならそんな相手、わざわざ怒らせるまでもなく切るだけの話。要するに意味がない。従ってそんなセリフが必要になるシチュエーションが現実には無いのだ。あるというなら具体的にあげて貰いたい。
――叱咤とか?激励とか?
それが叱咤激励になるなんていうのは「ツンデレ」の実在を信じるのと同じくらいの妄想。
でも。
でも、だ。
好きなのだ、上記のセリフ。
すごく使いたい。
たまらなく使いたい。
思うさま心ゆくまで使いたい。
うん、厨二病なんだ。すまない。
わかってるけど、やっぱり使いたい。
本当に、君らには、失・望・し・た・よ!!
……というわけで、こういうことできる増田があって良かった、というお話。
(注1:深読み禁止。)
(注2:誰のことを言ってるわけじゃないので、「オレのことじゃね?」なんて勝手に思う自意識過剰マゾとかお呼びじゃないから。)
関係ないけど、 「俺の母国」 という言い回しも、現実には存在しないよね。 日本人そんなこと言わないし、外人がそんな日本語使うわけないし。