http://techon.nikkeibp.co.jp/article/TOPCOL/20080807/156184/
一方で夏野氏は,日本の携帯電話機メーカーに対して数々の問題点を指摘します。「新しいアイデアに否定的なことを言う人が多すぎる」「なんでも合議制で決めるので,とがった部分がなくなってしまう」「たとえ力がある人がいても,責任のある立場にいない」などなど。無難ではあるが心に響くものがない日本のケータイは,リーダー不在のこうした土壌から生まれているのかもしれません。
こういう現象は「よし、我が社もiPhoneを越える製品を出すぞ!」という意志の存在が前提としてあるわけで、確かにそういう前提であれば引用部分は正しいような気はする。しかしぶっちゃけそういう事考えてるメーカーが今現在日本にいくつ存在しているのか微妙じゃないか。「余所は余所、ウチはウチ」とばかりに無視を決め込んでる所ばかりなんじゃないのか。
多分、ある時期までは日本のメーカーにもそういう動きはあったんだとは思う。しかし今はそういう段階をとっくに過ぎていて、iPhoneみたいな物作りに対する欲求そのものが潰され終わった状態のように思う。