自分の接客業能力の限界を感じた。つってももう学生アルバイトとはいえ3年近く働いてるので
向いてる向いてないの話ではなく、単に当たったお客さんの運が悪かっただけというか、
機嫌の悪いヤクザさんに当たったってだけなんだけど。
いつもならあーあ、運が悪かったなーって一晩寝れば次の日には忘れてるレベル。
こんなことも知らないで、何年やってんのさ?って言われた時に、もうめんどくせーって思って、
とっさにあー一年とちょっとくらいですって答えた自分に
あ、プライドもクソもないのなって笑っちゃった。周りの後輩とかも聞いてた場で、大嘘ついてしまった。
ごめんなさい、嘘つきました。ごめんなさい。格好悪くてすいません。
ごめんなさい。でも面倒くさいの嫌だった。怒鳴られるのも嫌だった。ごめんなさい。ごめんなさい。
早く帰れよ馬鹿がって心の中で思った。仮にもお客さんなのに。ごめんなさい。もうわけわかんない。
ていうか、面倒を起こさないために最近はクレームになりそうなことは全部
「学生アルバイトで詳しいことは解りません」って顔して乗り越えるようにしてた。
ただそれが今回は裏目に出て、「新人?」って聞かれただけ。そう、たまたま運が悪かっただけ。
入ったばっかりの頃は、何でも答えられる店員になろうってしてた。解らないことは先輩に聞いて、
社員に疑問はぶつけて、同期と疑問について話し合って、店の中でのリーダーになろうってしてた。
なのに、同期や先輩がいなくなって、“所詮アルバイトだ”ってことをいつのまにか
身体で覚えてしまってからはそんなことはしなくなってた。
どうでもいい、どうせバイトだって、いつかやめるんだし、って。
私、いつのまにこんな小賢しい知恵の回る人間になってたんだろう…
嘘をついて逃れようとした。でも別にこれでいいはず。
だってお客さんも途中から楽しんで私に絡んできてた。嫌がらせだった。
こっちだって他の客を捌かなきゃいけない。店だって私一人雇うのに人件費払ってるし、
店員が客を捌かなきゃ利益だってとれない。…こういう時だけ店員の顔をする私は本当小賢しい。
追記:
ていうかね、ほんと、怖かった。お客さん帰るまで手震えちゃった。ボールペン握れないの。
マジびびった。ほんとへタレ。ほんとチキン。ごめんねごめんね。
何か昔、 学生の時に明らかに年下(中学生位)の田舎ヤンキーに囲まれた時 A「おめぇ○○高だろ?あ?俺の10こ上の先輩がお前のとこだよ!お?」 B「金貸せよ!」 A「ねぇならちょ...
そういう状態が「嘘も方便」なんだったと思うよ。 店の利益をかんがえれば、増田が嘘ついても場が丸く収まったことの方が重要だもの。 そこであえて正直に答えて、「○年も勤めてる...