2008-06-28

死刑制度について思うことを書くよ

制度そのものの是非については保留するよ。考えるの面倒だし。

Aさんを殺せー!

って発言は、普通ならば周囲から変な顔されるけど、例えばAさんが殺人を犯したときだと変な顔されないのは奇妙だよね。

その光景はまさに処刑されるマリーアントワネット彼女を取り巻く群衆みたいな感じ。魔女裁判みたいな狂気も見え隠れ。

この世界に死んでも良い人間なんていない!(ただし他人を殺した人間を除く)

かっこいい台詞だねー。でもこの辺はダブルスタンダードになる諸刃の刃が多く潜んでいるかな。取り扱いには要注意。

被告人極刑を望みます

って被害者家族とかが時々言うけどさ、自分にはその人が被害者家族だとは思えない。残念なことに加害者の目をしてるから。

被告死刑に処する。死刑執行人は被害者家族とする

みたいな判決が出たとするとき、被害者家族加害者を殺めないことを自分は望むよ。

制度そのものの是非はどうだっていいや。それより制度が存在するときの『世間の目』が死刑制度よりずっと恐ろしいものだと、自分は感じるよ。

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