2008-06-10

地方から見た楽園としての秋葉原

前に東名高速東京に向かう高速バスに乗ったことがあって、そのとき思ったことからつらつらと考えたこと。

その車内には面白いようにバンギャオタクしかいなくて、まあ、それなんて論座? っていう状況だったんだけど、そのときの彼ら(オタクのほうね)の話を聞いていると、やっぱり、地方の子から見ると秋葉原って「楽園」なんだなあ、と思ったのね。夢と憧れと、可愛らしい武勇伝(自称「アキバの達人」が、アキバ初心者に語ってるんだよ。笑っちゃうけどそれが地方の実状なんだって)に溢れてて。なんというか、地方のバンギャの子にとっての武道館なり何なりってのが、地方のオタクの子にとってのアキバなのかなあ、って。あるいは、(地方の女の子の読む)ケータイ小説におけるシブヤってのが、地方のオタクの子にとってのアキバにあたるのかなあ、って。実際にそこに行く機会は少ないし、行ったことのない子もクラスにはいるんだけど、漠然とした憧れと夢の対象として機能してる街って感じ。前に報道特集番組で、地方からアキバメイドさんに憧れて上京してきた女の子ルポとかやってたんだけど、それ見たときも同じ印象を抱いた。ドラマで言うと『アキハバラ@DEEP』的な秋葉原像かなあ。

だから、秋葉原って、その夢に乗れない人たちからすると、十分に僻みの対象になるくらいに、いまや楽園なんだなあと思うんだよ。特に地方の子たちにとってはね。

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d:id:gotanda6 ケータイ小説にはシブヤは出て来ないぞ

Deep Love』の舞台って渋谷じゃなかったっけ? それとも『Deep Love』はd:id:gotanda6さんの定義ではケータイ小説に含まれないのかな?

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