生産性ってのは 単位時間当たりの成果と定義する事ができる。個人は、生産性が上がることで、より多くのより高いレベルの仕事をすることができるようになり、その結果、給料もあがっていく、というのがいいのだろう。しかし、なかなか、そうはいかない。個人と会社(管理職以上)では、生産性に対して全く異なる理解があるからだととらえている。
個人の場合、収入を増やすためには、長期的にみれば、自己成長とその結果である昇級、昇進による給与アップということなのだけど、短期的には、いっぱい頑張ってます、という状況での残業時間を増やすことだ。どちらが手っ取り早いかと言えば、短期的アプローチである残業を多くして収入増加が簡単にきまっている。すると、生産性を上げることは、残業時間を減らすことであり、その結果、収入は減る。
これは、長期的に見ると、世間では使えない人に向かう最悪のパターンなのだ。生産性を上げる努力をして、その結果見返りがないとなれば、短期的アプローチを取らざるを得ない。コストとか、利益率とか、そういうのは意識しないとひどい状況になるのだけど、そういう意識をしなくていい状況もまずいわけだ。
で、管理職は、なんとか生産性を上げて、コストを削減し、利益率を高めようとか考えるわけだけど、そもそもそういう意識を持っていない人に、生産性を上げなさい、と小集団活動のような取り組みをさせても、それは無駄なことだと思うのだ。
で、どうすればいいか。
一生懸命考えれば、結果は出る。ただ、そういう状況にさせていないのが問題である。
たとえば、独立採算制にして、一定時間以内におさまれば、個人の利益が増える、おさまらなければ、時間を浪費する、というのはどうか。
そういう問題好きならゲーム理論の本を読むといい。 http://www.amazon.co.jp/図解雑学-ゲーム理論-図解雑学シリーズ-渡辺-隆裕/dp/4816337458 この辺とか。
そっか、ゲーム理論でうまく表現できそうですね。 4象限でうまくかけるかどうかわかりませんが、ちょと考えてみます。 もやもやが解決するといいなぁ。
横だけど。ゲーム理論よく知らないけど、四象限?ってのは関係ないんじゃないだろうか? たぶん2×2の利得行列のことを言ってるんだろうと思うんだけど、ゲーム理論はそんな限定的な...
横だけど。ゲーム理論よく知らないけど、四象限?ってのは関係ないんじゃないだろうか? たぶん2×2の利得行列のことを言ってるんだろうと思うんだけど、ゲーム理論はそんな限定的な...
元増田ではないが、結局一見するとそう反するような二つのベクトルを設定してやるしかないんだろうなあ。