2008-04-22

好調な売れ行き! 男性向けプラン都心ホテル自分磨き

東京都心のホテルが提供する男性向けの宿泊プランが、好調な売れ行きを見せている。客の中心は30??40代ビジネスマン。非日常の空間で健康や美容を重視した特典サービスを受け、自分磨きをしているようだ。

 全国に先駆けメンズシングルプランを始めたのは、京王プラザホテル新宿区)。2003年から「俺(おれ)の時間」を販売。「仕事も家庭も忘れて1人になれる」と好評を得ている。昨年からは、乗馬感覚で楽しむ健康器具ジョーバ」を室内に導入。童心に帰ってもらおうとミニカー「チョロQ」も置いた。「男性女性よりも、室内でゆっくり過ごすのを好まれます。独身の方も多いようです」と同ホテル。月に10??20室稼働するという。1泊2万500円から。

 ホテルニューオータニ千代田区)も、04年からメンズプランおとこ革命」を始めた。「着こなしで磨く」「ダンディにくつろぐ」など6つの特典コースを用意。宿泊者が目的別に過ごし方を決める。アメニティーの海外ブランド化粧品を使ったり、館内の理容室でひげをそったりと、重要会議記念日といった大切な日のための準備を提案する。1泊3万6000円から。

 一方、グランドプリンスホテル新高輪(港区)は4月から、炭の脱臭や空気浄化作用による癒やしを特徴にしたプラン「MEN’S STAY」をスタート。炭綿を使った作務衣(さむえ)と寝具で、ワンランク上の眠りを目指す。羽田空港新幹線アクセスがよく、東京出張時に自腹で料金をプラスして、スパマッサージなどを受けるビジネスマンもいるという。1泊2万4200円から。

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