2008-04-03

三角形の部屋と少年

某所での書き込みの続編、回答編みたいなものです。

キャラクターは透明の箱に閉じ込められた少年取り巻き二人

「隅に角度記号のようなものがあります。」

「小部屋も二等辺三角形でした。」

再帰的で合同な二等辺三角形は数少ない。その隅は36度だね。

 普通に考えれば、記号を中心に部屋が回転して並んでいる十角形の建物。

 仕切りの壁で風車か星になるはず。」

ボードの表にありました。風車と星。」

「そのまま過ぎるかな。ほかに部屋の並びがあるとすれば、

 乱杭歯と正五角形に対角線を引いた形。小部屋の壁を調べてみて。」

「五角形の隠し部屋がありました。そこにコーヒーが。」

「そのカップ十角形だね。飲んでみて。」

「カップの底にさっきと同じ記号があります。」

「隠し部屋には他に何かあった?」

天井に絵が書いてありました。」

「ヒントを順に見つけていくと、最後は答えに至るみたいだ。

 でも、それでは時間切れになるかもしれない。

 →記号→十角形→五角形→十角形→記号→

 回文カノンの構造になっている。最初と最後は同じはず。

 一番目の鍵がそのまま問題の回答かな。…ボードの1は何?」

「そうか!1番は人、ヒトです。答えとして自然ですね。」

「待って。1、ONEは人であり神だけど、普通の人、という意味もある。

 普通の人では王に成れない。

 整数なら1ではなく0からはじまるか。0でオー、王の駄洒落かな。

 記号を見せて。なんだ。これだけでわかるね。

 結果が確定してない以上、参加者皆王であり王でない。

 僕たちは、生きていてかつ死んでいる、箱の中の猫といったところかな。

 ゼロ押して、送信していいよ。」

「正解だ!さすがです。」

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん