状況には自分の能力も運も含まれる。
たとえば製品開発が遅れると、
「営業は俺たちの状況も知らないで」
と、開発から言われ、
「君のところは納期も守れないのか」
と客から言われる。で、馬鹿な開発からは「嫌なら開発をやればいい」と言われる。これが理不尽。
こんな状況からできる営業とだめな営業の差が出てくる。できる営業は問題をすぐに理解し、次のサイクルでは回避策を持ってくる。あるいは問題そのものをビジネスチャンスに変える方法を探る。人脈を広げ、あるときは助けてもらい、あるときは助ける。
そういうこと。映画館では金を払って怖い目にあうが、会社ではつらい目にあって金をもらう。だが、たいていの冒険映画や漫画やゲームがそうであるように、できる奴は大トラブルにあうと次のサイクルでは大車輪で活躍したりする。
まぁ、理不尽なんて学生にはわからんよ。 営業なんて自分の不手際じゃない事でいつも客から怒られているからな。 理不尽を未然に防げる奴は出世できる。
そういう話を聞きますよね。 一人の受けた理不尽が他人への心の狭さを生み出す。 そんなスパイラルになっちゃうんでしょうか。 就職したくないなぁ。なんていうとダメ人間ですね。
状況には自分の能力も運も含まれる。 たとえば製品開発が遅れると、 「営業は俺たちの状況も知らないで」 と、開発から言われ、 「君のところは納期も守れないのか」 と客から言われ...