漫画家・横山光輝が描いた傑作ロボットSF「鉄人28号」。幾度もアニメ化・実写化されている人気作品だ。
この鉄人28号というロボットの特徴はアニメ版のOPの歌詞に詰まっている。
ある時は正義の味方、ある時は悪魔の手先、良いも悪いもリモコン次第
ビルの街にガオーッと現れる鉄人が、悪漢を倒す正義のロボットなのか、
それとも街を壊す恐怖のロボットなのか、見ただけじゃさっぱりわからない。
人間だって同じ。見ただけじゃ何もわからない。裏で操っている人間がいる。
恐ろしいことに操られてる側は自分が鉄人28号であることに誰も気づいていない。
当然、操るコントローラーがあることにも気づけず、ずっと操られ続ける。
私は誰よりも早く操る側に周る。
水木も、古川も、岡沢も、出口も。全員私が操ってやる。