別に話題になってたわけでもなんでもないけど「MECEが出てなぜTRIZ/USITが出ないのか」みたいなコメントを目にしたので。つい先日セミナーをかじってUSITに落鱗したので。間違いがあってもそこは愛嬌ってことで。誰かつっこみいれてくれ。
Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略。「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」という意味。要するに「漏れなくダブりなく」。企画・調査などで用いられることが多いが、社会人的には常識。実践的手法としてUSITがある。
TRIZ が意味する思考支援とは、利用者に問題解決のステップを明示すること、および利用者の心理的惰性と言われる早合点・思いこみを排除することである。問題を正しく捉えようとしても、多くの場合、本人が気づかぬままに視野や思考を限定してしまう。そしてその範囲の中でしか問題を見ることができない。自ずと出てくる問題解決策は衆知のモノであることが多い。長年に渡り研究開発に従事している人たちは、その経験分の色眼鏡を掛けていると言える。TRIZ はその色眼鏡を外すためのツールだと考えると理解が早い。
数百万もするソフトが必要だったりする。ちなみにquestion:1161568915で「トライズ」という読み方を紹介している人がいるが、それはたぶんSOFT99から出てる塗料か何かの名前w一般的には「トゥリーズ」らしい。
上述のMECEの実践的手法のひとつであり、またTRIZの進化版とも言われる。Wikipediaの項目が非常に詳しい。
かなり強引に一言であらわすなら、ひらめき・発明のマニュアル化。
進め方などは下記サイトに。