というか、気付くと脊髄反射になってることがあって、定期的に反省するようにはしているが、また時間が経つと脊髄反射になってしまうのでたちが悪い。
ネット始めてすぐの頃は、沸点はリアルと同じくらいで、色々あってもスルーしていた。でも1年くらいたって脊髄反射が横行している匿名の掲示板を知り(その頃はまだ2ちゃんねるはなかった)、そこでは脊髄反射をしても許される、と認識してしまってからは、無自覚に脊髄反射で書いてしまうようになった。自分が未熟だったせいで、「匿名なら発言の責任を負わなくていい」と勘違いしていたのもある。そんな風に匿名掲示板で脊髄反射のレスを書き続けながら、自分がオフ会にも行ったりするコミュニティでは、決してそんなレスはせず、リアルの通りに普通に振舞っていた。よく考えると気持ち悪い話だ。
もう一つ、ネットにはまるようになってからスルーが出来なくなった原因は、ネットと自分の距離が近すぎてしまっていることもあると思う。ネットを始めた当初は、相手が所詮は知らない人であることを、普通に理解していたから、少々意見のずれがあったりありえないことを言っていても、自分に関係ないこととして受け取れた。しかしどうしたことか、ネットにはまるにつれてそれが自分に関係ないものとは思えなくなってきた。距離をうまく取れなくなったとも言える。
また一方で、そんな風に脊髄反射すること自体、そして向こうからも脊髄反射の反応が返ってくること自体、楽しい……という側面もある。この最後のところが一番救いがたく、愚かだが、ネットをなかなか落ちれない理由にもなったりする。承認欲求の一つなのだろうかとも思ったが、決して脊髄反射をし合う中で承認されるわけではないので、アドレナリン放出とか普段出しにくい感情の放出とか、そのあたりのことなのだろう。
というわけで、脊髄反射をする理由は、
ということかと思った。
悪口やら酷い言い分やら何やらに耐性がついてるはずとか思っていたが、 まるでその逆で、寧ろ沸点低くなっているだけだという事にようやく気がついた。 耐性なんてただ漂ってるだけ...
自分は、リアルに比べてネットの沸点が低い。 というか、気付くと脊髄反射になってることがあって、定期的に反省するようにはしているが、また時間が経つと脊髄反射になってしまう...