2008-02-22

敢えて憤怒する。絶望などしてやらぬ。

女が男に絶望した!絶望した!っていうと異性からだけでなく同性からも諦めを強要される。「そんなん当たり前」「男ってそんなもん」「ていうか何幻想抱いてたの?」詰りを含んだ強い口調で諦めを頑なに強要される。男に対する不満を言うことは許されずただただ諦めろと強要される。ただただ耐えろという。男が何をしてもそれは「男だからしかたがない」と女は諦めろといい(それでいて何かいい事をすれば「男はだから凄い」と都合の良いことを言う)、そしてそういう事ができる奴が「賢い女だ」と男が誉めそやすことで女を勘違いさせそれを促す。女は黙って男に耐えることこそが賢いのだと「だって言ったってどうしようもないから」とまるで別の問題を言い訳にしては勘違いしつつも心の底では何か嫌な物を感じ取っているため、自分とは違いそれをしていない(=男に耐えることはせず不満を堂々と言う)女に対して「お前も私と同じように、諦めるんだ」と皆でよってたかって引きずり込む。そうして男の罠にまんまとはまっているのも気付かずに女同士足を引っ張り合い男は女同士足をひっぱりあってくれればそれだけ自分達が自分勝手に騒げるため喜ぶ。

かたや男が女に絶望した!絶望した!といっても、非難されることはなく、同性どころか異性からも同意がもらえたりする。あなたは間違っていず、その絶望させた女が悪いと皆が口をそろえる。幻想を抱いていた事に対する戒めを言及されることはなく、それどころか、彼らの幻想に合わなかった女が「悪」なのだとして男は怒り、「女なんて消えちまえばいい」とすら言う。要するに、彼らの幻想に合わない現実人間は、消えろという。そしてそれがあまり非難されないまま、温く迎えられていく。そして誰も何も言わないからどんどんエスカレートして、そのコミュニティにいる誰もが自分らの考えが正しいに決まっていると宗教の如く信じ込み、そう思わない奴を攻撃していく。それでも誰も何も言わない。女の反発や不満はいつでも男により「わがまま」だということにされ自称論理的とやらの彼らはそれを感情的に追っ払う。しかし男の反発や不満は、たとえば女のそれに比べどれほど確率的に小さく、また些細な事であっても大問題になり、今までの数多の女の反発や不満を受け止めず「わがまま」で押し切った癖に自分らのそれは物凄い大問題だと差別だと騒ぎ立てる。自分達は日頃から女に対しバッサバッサと大鉈で傷つけているのにいざ自分が包丁で指の先の皮をちょいと切るとぎゃあぎゃあ言って騒ぎ立て、こんな所に包丁を置いておいたお前ら女が悪いと叫び出す。

絶望などしてやらない。絶望したなどといって簡単に諦めたりはしない。そうして賢いフリをすることでささやかに得られる優越感などいらぬ。徹底して不満を述べてやる。一部のバカな女が騙されている男による諦めるのが賢いんだよキャンペーンなどには屁でもひっかけてやろう。そんなことして何になるのだのそんな嫌な奴に関わるほうがもったいないだのなんだのあの手この手を使って皆がどうにかして憤怒から絶望へと引きずり込もうとするだろうがそんな奴らはゲロにまみれればいいのである。

私は憤怒する。表面上絶望などしたフリをするより憤怒した方がよっぽど気持ちがいい。だから敢えて憤怒する。絶望などしない。絶望したら終わりだ。絶望したとかいう奴は、さっさと死ねばいいのである。ぜつぼうしたよー初めから希望なんていだいてないよーなんていってる奴は、じゃあ、さっさと死ねばいいのである。そうしない時点で絶望なんて本当はしていないのだ。自身を誤魔化すその卑怯ぶりにまた反吐が出る。

  • 世の少なくない数の男は、あなたと同じようにそれと全く逆の思いを抱いている、 ということは片隅にでも憶えておいてくださいな。

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