奇術師が観客に本のページをランダムに開いてもらい、そのページの内容を言い当てる、というもの。
いくつかのトリックがあるらしいが、僕が知っているのは泡坂妻夫「しあわせの書」を使うもの。この稀代の傑作を使えば誰にでもできる。
このトリックをテレビで種明かしするという暴挙に出たマジシャンがいたようだが、トリックを未読の人に明かさないよう念押されているのでここでは述べない。
手順
1.本を閉じたままテーブルに置いて、観客に栞を好きなところに挟んでもらう。
2.演者は後ろを向き、観客に本を取って栞を挟んだページを開くように言う。
3.そのページの一番最初に出てくる単語を紙に書き写してもらう。単語がページにまたがっていて意味を成さない場合はその次の単語となる。
4.紙は伏せ、本を閉じてもらい、演者は後ろ手で受け取る。
5.演者は向き直り、これから透視を行う旨を宣言する。
6.本を額に当てて念じ、観客が紙に書き写した単語を口にする。
この手順では読心術というより透視術となる。
紙に書き写してもらう必要はなく、憶えてもらうだけでもいい。ただこの方が終わり方がきれいになる。
http://anond.hatelabo.jp/20080121212747 これは正真正銘、僕のオリジナルトリックである。なので種明かしをしても良いと考える。同じ事をやった人がいないことは証明できないが。 演者は本を受...
http://anond.hatelabo.jp/20080121212835 裏の裏をかいた手法ですね。 やぶるのは難しそう。 最近は無料の情報誌なんていうものがあるので、それならやりやすいかも?