南京事件それ自体に特異性があるにせよないにせよ、「南京事件はなかった」というのは誤りであり、そこに何らかの、大規模に戦犯的な事件があった事には疑いようはない。
ただ、結局のところ、「南京事件はなかった」という層が中国共産党を刺激したために、南京事件が取り沙汰されるようになった、という点こそが、ぼくらが気にしておくべき南京事件の特異性であるように思った。(「論争史の基本」らしいけど、知らんがな!
…ということを知ったので、これ以上、南京事件そのものには興味は持てないっす。悪いけど。これ以上ホッテントリに入ってきませんよーに。
ただ、Apeman氏はどんどん精力的に活動して頂ければよいと思う。
もちろん、政治的な事情から、南京事件に対してまずは積極的に肯定し謝罪しなければならない。そのうえで、数字など細かな面で折り合いをつけるのが筋というものだろうと思う。このプロセスは性急になってはいけないんだろう。