昔、遠い友人に化粧品売る系のマルチに勧誘されかけたときの決め台詞「女ならキレイになりたいって思うでしょう?」の目の輝きのあまりの恐ろしさに、「いや、別に」って答えたことがある。その後の驚き顔をいつまでも忘れられない。いやはや、あきらめてくれて助かった。
だが、そのとき即答しまった台詞で、自分に言霊をかけてしまった気がする。
女を捨ててる訳じゃないけど、「キレイになる」を人生のプライオリティNo.1にできるスイーツにはなれなくなった。
見た目なんて人に不快感を与えない程度でいいんじゃないかと思うけど、その「不快感を与えないレベル」に達するのも化粧が含まれてたり結構めんどうでアレでナニです。
いやそんなんにいちいちそんなマジ反応するなよ。 しかもマルチの言葉かよ!そんなもん右から左に受け流すべきものの代表格やんか! 勧める品物によって色々言うんだよ ベッドだった...
その真ん中を渡り切ろうとするバランス感覚こそが何よりも重要だと言うことに気づいてる人は、意外と少ない。