2007-12-15

生半可な知識で書くけど

ジェレミー・ベンサムなんかは、人間功利主義的な存在だと考えて、何もしなければ人間は自分の利益のために他人の財産や生命を奪いかねないと考えた。

そこで社会の秩序を守るため、他人の生命財産を侵害するような行為を犯罪として罰則を設ければいいと考えた。そうすることによって、「犯罪マイナス罰則<0」となるので、人間功利主義的に振舞うならば犯罪は防げるはず。

この前提となるのは罰則が事前に公表されていること(罪刑法定主義)。ことを起こした後で「言ってなかったけど、それ罰則あるから」となると、社会は混乱してしまう。

しかし、最近日本犯罪考えると「犯罪マイナス罰則>0」だから犯罪を犯す人も多そうだね。行き場を失った老人の犯罪とか。刑務所福祉施設化してるなんて話も聞く。

あるいは、自分の人生価値が感じられなくなった奴が、自分で自分の人生をズタズタにしようと犯罪を犯しているような気がする。この場合は「犯罪マイナス罰則<0」なんだけど、自分の人生破壊するためだから、むしろ望むところなんだろうな。

  • http://anond.hatelabo.jp/20071215115743 なるほど。 犯罪??罰則 の価が正か負かを予測不可能にする方が、むしろ昨今増えてきている「功利主義的犯罪(つまり犯罪??罰則>0という予見の下に行...

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