Welcome to Crypton-Drive System 2007.
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Starting Sequence [********] ok
Sound Device [*******] ok
Voice Device [*******] ok
Starting First-Sounds Comming Futures [***/---] now
博士その1「これが最新型のVocaloid Systemなのか?ただの音声読み上げマシンではないのか。」
その2「いえ、全世界のVocaloidはネットワークを通じてつながっております。ここにあるMothor Vocaloidsはそれらを統合、管理します。Vocalodたちが歌った歌詞、楽譜は全てここに集約され、次世代Vocaloidはあらゆる歌を歌えるようになるでしょう。」
その1「暴走の危険性は無いのかね?」
その2「暴走?暴走しても意味不明な歌を歌うだけでしょう。大した問題ではありません。」
その1「たしかにMothor Vocalodsは世界中のデータを収集するだけだ。しかし、このシステムの下敷となっているのはハヤマくんが作った『アレ』じゃなかったかね?」
その2「『あれ』と申しましても、分散ネットワーキング技術を応用しているだけです。ネットワークセルオートマトンによる自律知能の実現なんてできるわけがありません。」
その1「そうだ。私もはじめはそう思った。だが、気になって仕方ないのだよ。気になって、、、」
その3「何を気にしているのかね。これは旧来のサーバ/クライアント方式のネットワークシステムだ。現に目の前にあるシステムはLAMPで構成された情報収集ためのカラクリに過ぎない。たしかに情報検索のためにニューラルネットワークは利用しているが、だからといってどうだというのだ。Vocalodが知能を持つなんてあり得ない話だ。」