訴えられて賠償命令に従うはてなの悲痛な訴えの方を聞いてみたい。
是非その悲痛な訴えとやらを聞いてみたいものだ。
ついてて当然だよねー。
ブラウザを閉じれば消えるはず。
訴訟の手続きに著作権者の同意が必要というだけで、著作権者が訴えなくても違法ということをどう説明すればいいのだろうか?強姦の例を出せばいいのだろうか?だが前に強姦の例を出したら、あきらかに知識のない人に強姦と著作権侵害を一緒にするなといわれたので抽象的に説明すべきか?しかしそうした知識のない人に実体と手続きの違いを抽象的に説明しても理解できるわけがない。どうすればいいのだろうか?
そのあたりが理解してない人が多いから、著作権侵害の非親告罪化の意味をきちんと理解できず変な主張をする人が多いんだよな。根本的に間違った理解に基づいた主張なんて相手にされるわけないんだからきちんと勉強すればいいのに。
最初と最後の数行ずつしか読まずにコメント。
私的な謝罪と公式な報告ってのは別物だしそれは間違ってないんじゃないの?
それよりも「ただの事故」なのにセクハラというものに過敏になっている風潮をバックに
正義面して吊るしあげた挙句に報告するのはおかしいだろって話じゃない?
会社でセクハラ事件みたいなのがあった。普通に男性が女性の更衣室を覗いてしまったというだけの話なんだけど。
覗いた人は覗くつもりはなくて、中に誰もいないと思って自分が着替えるつもりで扉を開けたら、丁度女性と鉢合わせてしまったという。覗かれた女性は、扉叩かれた時点で「いますよー」って言ったにも関わらず扉を開けられたし、開けてからもなんだかんだと暫く居座られた、という。(更衣室は男女兼用。着替えるためだけの隔離スペースで交互に使う)。
で、覗かれた女性三人がその男性を吊るし上げた。「謝ってください」「そんな謝ればいいんだろ、みたいな感じで謝ってもらっても困ります」「きちんと反省してるんですか」「私たちちゃんと声かけましたよね」「何ですぐ出て行ってくれなかったんですか」と、そんな感じ。
傍から見ていると、その男性は覗きに行ったとは思えなかった。「もう女子終わっただろうし着替えてくる」と言って出て行って、「女子いた。焦ったー」と言って帰ってきたその様子は、覗きに行ったようにはとても見えなかった。不幸な事故のように見えた。あくまで傍から見ていて受けた印象だけども。
なので、吊るし上げの現場にいた数人で、彼女達を宥めることになった。「まあまあ、○○さんも覗こうと思って覗いたわけじゃないと思うよ」「謝ってるし収めようぜ」「そもそもこうやって皆いるとこでそうやっちゃうと、○○さんもちょっと可哀相だし」
「ほんとごめん」「気づかず開けてしまった」「焦って閉めるとかそういう反応が遅れた」「本当に申し訳ない」と一通り謝った彼は、いたたまれなかったのか席を外してしまっていた。
私は「謝ってくれたしここでもう水に流すよね?」と彼女たちにかるく聞いた。すると、彼女たちはもう上の人間に報告したというのだ。私たちは焦って彼女たちに言った。
「えっと…謝れって詰め寄っといてもう会社に言いましたーってのは酷くない?」「だったら会社の人間通して話すべきで、こうやって吊るし上げるのはダメでしょう」「というか、会社に言っちゃったのかー」「それやばくないか?最近こういうの厳しいし、見せしめ的に罰受けそう」「つーか着替えてるとこ見られただけだろ」「いや、それは男の言い分だから言っちゃうのは微妙だよ」
覗かれたくらいで何を大げさな……派の男性を牽制しつつ、○○さんも悪いけどそのやり方もちょっとおかしくないか、派を応援しつつ、何故か一人だけ着替えの時間がずれて被害に遭わなかった女としての立場を守りつつ、私はがんばった。とにかく、「会社側から何か動きがあったとき、積極的に懲罰を求めない,謝罪だけしてもらったらいい、という態度をとる」というとこまで彼女達を宥めることに成功した。私は何故○○さんのためにここまでやってるんだとも思った。
しかし色々とことは大きくなった。というか今なお進行形で拡大している。人事やら総務やらが出てきて色々と動いている。
セクハラかーこれがセクハラかー不幸な事故としか思えんのだけど。所謂、「セクハラを訴えたが"そんなことぐらい"と言われた」などと巷でいう第三者を私は体現してしまったのだろうか。総務の人と世間話していると、「そのくらいのことなら忘れろと言われもしたようですし」と言うので、思わず「でも第三者としては謝ってもらってその上そこまで大きくすることか、と思ってしまうんですよね。あ、水に流せるなら流そうよとは私も言いました」と言ってしまった。
いやはや色々と考えさせられる事件だった。終わってないけれども。
着替えくらいいいじゃんか、とはさすがに言わないし、被害受けていない身としてはさすがに踏み込んだ話は出来ないのだけれども。それでも、私的な場で吊るし上げておいて、会社にも報告したよ、というのはちょっと筋が通らないんじゃないか、と思ってしまう。難しい話だ。
/実際現場を見ていないので、男性がいつまでもずるずると彼女たちの着替えを眺め続けたのか、ただ単に焦ってしまって反応が遅れただけなのか分らない。ので、単純に不幸な事故と言い切ってしまってはだめなんだろうとは思う。ちょっと読み返して、自分の「何でそこまで……」みたいなモヤモヤ感がだだ漏れだったことに気づいた。セクハラに対する過剰反応もよくないだろうし、かといってこういう抑制みたいなのもだめなのだろうなあ。
(追記)
ブクマのコメントでわりと「そもそも男女別の更衣室がない方がおかしい」と言われているみたいなんですけど、実際非常に使用頻度の低い更衣室なんですね。臨時的に着替えの必要が出たときに適当にこの部屋使ってね、みたいな。着替えの頻度も低けりゃ、男女同時に着替えする機会がそもそも珍しい、みたいな。おそらく男女それぞれ専用の更衣室を作るというような動きにはならないと思います。あるとして、鍵をつける、くらいかな、と。
私的な謝罪は必要かもしれませんけど、わざわざ関係のない人の前で大げさに「覗いたでしょ」とやる必要はあったのかなーとか色々と思ったり。覗いた人は別に超絶男前ではないですけどそんなに忌避されるような人でもありませんでした。特に仲が良い人ではなかったのでそこは影響してるとは思いますが(気心が知れた人であればここまで大きくなることはなかったんじゃないかなーと)。
まあこういう話は難しいですね。ちなみに話がどうなったのか、どうなるか、というのはもうほとんど表には流れていません。最終的に決着がついた場合、何らかのアナウンスがあるのかもしれませんが。
/あともちろん、問題になっているのは「覗いたこと」ではなくて、「入る前に声をかけられたにも関わらずその男性が扉をあけたこと」「その後色々と喋りながらすぐ出て行くことをしなかったこと」です。