数日いたんだけど、結構夜中暇だった
テレビも見ないし、自分の家じゃないから掃除もできんし本もないし、そうすると夜って結構暇なんだよね
テレビは時間泥棒だ、あんなもん見たって何になるわけでもなしとか思ってたが
ネットもそうなんだよな結局
ネットの場合、テレビより自分が主体となって積極的に見るものだから、余計に時間泥棒だって意識が芽生え難い上、テレビは時間がくれば終わるがネットはやろうと思えばいつまででも続けられてしまうため実はテレビよりも全然タチが悪い気がしてきた
とかいいつつこうやって増田を見てしまう自分
本当これって煙草並にヤバイ「中毒」だよな既に
そして暇な夜中にベッドに転がり考えてた
そもそも、これが普通だったんだよな、多分。
ここ10、20年くらい、人間が、異常に暇になれないだけで。
もともと人間もこうやって、夜なんてやることなかったんだろうな。
夜だろうがなんだろうがいつだっていくらでも時間が潰せていくらでも遊べるような今が異常なのかもな
まあだから、なんだかんだで今の日本って恵まれてるんじゃねーかと思った
あまりに皆になんでも供給されたが故に、かえって精神的に悩んじゃってるようなところがあるっていうかさ、今の日本は
夢を諦めたくないとかそういう苦悩とかもね、そもそもそうやって真剣に悩める時点で本当は恵まれてるんじゃねーかって思った
昔なんか夢を持つ事自体夢っていうか、そんな発想もきっと出てこなかったろうし
才能がないことで悩めるってのはさ、他のこと、たとえば練習することとか、そういうことは手を尽くしてしまった、あとは才能だけ、って境地まで至ったからこそ才能がないことで悩むわけで、そうすると「才能がない」ことで悩むというのは寧ろ恵まれてる証拠なんじゃないかとか、そういうことをチラホラ思った。才能あるとかないとか以前の問題だったわけで、昔は。
それにまあ今って、ネットが出来るってだけでかなりね、大抵のことができるわけだし。
三丁目の夕日の続編を見てみたんだけど、別に普通にいい映画だったけど、
あれを見て俺は「ああ、現代って幸せなんだな」と思った。
洗濯機とかさ。ローラーで乾かすものとかでてきて。もう超不便利なわけ。
子供たちもさ、菓子は駄菓子しかないし。そりゃ今も駄菓子食いたいときはあるけど「毎日それしかない」ってのは嫌だよね。今の日本の庶民お菓子はレベルがたけーわ、本当。昔は何か特別なイベントとか、特別な日とか、オシャレして出かける日とか、そんなの年に数度しかなかったんだろうけど今はその気になりゃ毎日でも可能なわけで。どっかで何かイベントやってるし、ネット上じゃ毎日刺激的なニュースやネタが流れ込む。今はありすぎるがゆえにそれが普通となって逆に無意味さを感じるとかそういうのなのかも
三丁目の夕日に出てくる芥川賞とりたがってる作家くずれとかね。別にああいうのも今だったら仕事しつつ趣味でネットで小説アップしたっていいわけだし。映画を見ることも、わざわざ「特別な事」としてえがかれてたけど今なんか子供だって普通の日に立ち寄れる。
おいしいものもネットで取り寄せたりとか出来ちゃうわけだし。ピザも電話でオッケー。
待ち合わせとかしなくても携帯でオッケー。
これが一部の人じゃなくて普通の人が出来てることなんだからね。
今って、結構いい時代だと、三丁目の夕日を見てつくづく思ったりしたわけで
だらだらと散文にもなってない呟きでした
まあなんであろうが一端便利さに慣れちまったらもう人間戻れんわ……