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http://anond.hatelabo.jp/20070915210750

俺も大人と呼ばれる年だけれど(まだ完全に大人だと自負はできてない)、やっぱり大人の方がいいなぁと思う。なにも出来ないけれど、他人が責任をとってくれるよりも、なんでも出来るけれど、自分が責任をとらなければならない方がいい。だって、「あれはダメ。これもダメ」では何かをしようという気が起きなくなるからね。

でも、現状に満足できるかといえばそうじゃない。折角自由が手に入ったのに、今度は能力が足りないんだ。俺のいる分野では、能力を付けるには基本的に一人で自由に試行錯誤した方がいいんだ。だから、おかねのことを心配せずに済んで、会社のスケジュールに付き合わなくていい小学生なんかを見ていると、正直なところちょっと羨ましいなと思う。

もっとも、いまどきの小学生が塾や習い事やらでそこらへんの大学生よりもずっと忙しいことは知っている。それに小学生の頃は仕事なんてしたいとも思わなかったし、ニートになることは出来ても子供の頃に戻ることは出来ない。だから、俺にとっては「子供に戻りたい」というのは、絶対に届かない理想的な世界に対する憧憬のようなものだと思う。いや、憧憬っていっても「あー、この脳味噌のまま子供の頃に戻れたらなー」っていう程度だけど。

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