2007-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20070910100933

> この質問で大事なことは「なぜペーパーテストではなくてあえて口頭試問で質問するのか?」なのだと自分は思う。

そうだよ。いや、Googleは受けたことないから知らんけど、USの技術系の採用面接って、1セッション1時間とかで、その場で問題を出されてホワイトボードに説明しながら回答してゆき、その過程で出てきたトピックから議論を広げてゆくって感じ。それが数セッションあるから丸一日かかる。あとGoogleMSみたいなでかいところはこういうとんちみたいな問題を出すのかもしれんが、たいていはもっと技術べったりな問題とか、現実的な工程管理の問題とかを出してくるかな。どっちにせよ、最初に振られる問題は議論を始めるネタにすぎない。面接する方としては、最初の問への答よりも、その問からどういうふうに本質的な問題を発見して、それを普遍化してゆくかっていうところに興味がある。だから最初の問に答えるのは出発点にすぎない。

わかっててネタとして答えを考えるのはいいんだけど、ペーパーテストのようにとらえてる人が結構いるみたいな気がした。「わかりません」「ぐぐれ」って、一言で済ませてから1時間黙ってるつもりなのかな、とか。ペーパーテストならわからない問題を捨ててわかる問題に時間をかけるのは正解なんだろうけどね。

まあ、ネタにして楽しんでるんだろうから水を差すのは野暮なんだろうけど。

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