お久しぶりです。元気ですか。
あなたのことを思わなくなってからしばらく経ちますが、夢にあなたが出てきました。
あなたと出会ってから、もう5年も経つのですね。
初めて会話をしたあの日のあの場所から、私はあなたのことがたまらなく好きでした。
初恋だったと思います。
あなたに対してどう振舞えばいいかわからず、キモいメールを寄越したり
ひどく酔ってわけのわからない電話をかけたりしましたね。
本当にごめんなさい。思い出すだけでも叫びたくなるくらい今でもはずかしいです。
でもそんな私にも太陽のような笑顔を見せてくれるあなたが大好きでした。
私が体調を崩したとき、初めてあなたからメールをくれましたね。
そのとき私はつい、あなたに気持ちを伝えました。
「好きよ。ずっと前からね」
あなたは私にどうしてほしいか聞きました。
あの時私は何と答えればよかったのか、いまだに考えることがあります。
彼女と別れて私と付き合ってください。
うそです。今のは単なる冗談です。びっくりさせてごめんね。
何と答えればいいかわからず、結局私はあなたに何ができるか聞き返しました。
馬鹿だと思います。
あなたと私の間には何もありませんでした。
それはきっとこの先も同じでしょう。
あなたに恋焦がれた私はもう過去のものだけど、あなたとの思い出は宝物です。
本当に好きでした。大好きでした。