今時の若いもんには全くわからない話だと思うが聞いてくれ。
オレが小学2年生の時の話さ。
ウチのトイレ(いや便所だな。)はもちろん汲取式でさ。水洗トイレでウンコした事なかったんだよ。
学校は全部水洗だったけどさ、わかるだろ。フツー学校でウンコなんかしねーじゃん。
ある日、友達の家にいって遊んでたらさ、ウンコしたくなったんだよ。っていうかリーゲでさ。
「これは我慢できない」と判断してさ、友達の家のトイレでウンコすることにしたんだよ。
で、まぁ、ウンコするじゃん。
さすがにオレもさ、水洗トイレでウンコしたことなくてもさ、
水洗トイレでは、ウンコしたらトイレットペーパーで尻をふいて水を流すくらいの事は知ってたよ。
で、いざ、尻を拭こうとおもってトイレットペーパーに手を伸ばしたわけだよ。
そしたらさ、書いてあるんだよ。白い陶器の板にさ、
「ティッシュペーパーを流さないでください」ってさ。
「え?」って思ったんだよ。「えーーー?尻をふいた紙は水に流すんじゃないの?」ってさ。
何?意味がわからないって?
わかってくれよ。当時の小学2年生に「トイレットペーパー」と「ティッシュペーパー」が違うものだなんて理解はないんだよ。
両方とも同じ紙なんだよ。
紙を流してはいけない。ではどうするのか?ってしばらく悩んでたらさ、
白い箱が見えるわけよ。三角形的な形をしたやつが。
丸いフタあけて見たらゴミ箱みたいでさ。
「あぁ、ここに捨てるのか」
って、尻をふいたトイレットペーパーをどんどんいれるんだけどさ、
リーゲだからさ、たくさんトイレットペーパー使っちゃってさ、
白い箱がすぐにいっぱいになっちゃってさ。
もう少し拭きたかったけどあきらめてさ。
水を流して帰ったんだよ。
おっちゃんの素敵な昭和の思い出だ。
コピペ? You 何歳?