2007-08-02

ウロボロスな話題

まず、ウンコは非親水性なのではないかと思うのだ。油性という訳ではなく水溶性のものばかりではないというか、未消化の油やタンパク質もあるし水溶性のはずのでんぷん質であっても茶碗のご飯は漬け置かないと駄目なわけで、砂のようにさっと水で流せばOKというわけじゃない。

なのにウォシュレットは水でそれを取ろうとしている。これは水溶性のウンコを水で溶かして流すという一般で理解されているモデルとは違って水圧で物理的に肛門周囲の皮膚から剥離しているだけなのではないだろうか。それは繊維質で表面積の大きく柔軟性に富んで形状追従性の高いトイレットペーパーで「こそげ取る」のと大差ないように思われる。

ではウォシュレット後にトイレットペーパーで拭けば相互の特性が補完し合って完璧のように思われるが、一度水を吹きかけるとウンコの非親水性成分のせいで対象に水の膜ができてしまう。このせいでウォシュレット後のトイレットペーパー使用はトイレットペーパーの単独使用よりこそげ能力が劣るのではないだろうか?

やはり現状のウォッシュレットではペーパー拭き取り後の補助的な利用が望ましいのではないか。

などと考えて思い至った望ましいと思われる洗浄スキーム

  A. ペーパー拭き取り→ウォッシュレット→ペーパー拭き取り

  B.洗浄水に界面活性剤を混入して温水でウォシュレット

である。ちなみにBは私が風呂で行っている作業とほぼ同じである。

当然この解にはある類似を思い出さずには居られない。

調理器具や食器の洗いもの、Aがいわば手洗いでBが食洗機である。

続き、例えば茶碗に毛が生えている場合とかは各自がトイレで、あるいは皿のすすぎをしながら、頭が手持ち無沙汰になった折に考察していただきたい。

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