2007-07-23

19歳当時の自分が30代後半の女性に嵌った理由

おそらく自分も親に結婚の意志を打ち明けていたら、容赦なく叱責されていただろう。

二年前、俺が大学一年の時の彼女は30代後半で、親子でもあり得なくない歳の差の人と付き合っていた。

俺たち二人が手を繋いで歩いてたり、電車内で抱き合ったりキスしたりしてた光景は、かなり異様だったかもしれない。

俺は彼女のことが大好きだし、彼女も俺のことを好いてくれてるから、付き合い始めてしばらくすると同棲を始めた。

少しでも早く同じ屋根の下での暮らしを始めたかったので、一緒に部屋を探すなんていうじれったいことはできず、俺が彼女の部屋に転がり込んだ。

婚姻届を出すのも時間の問題だった。愛が芽生えれば、すぐにでも結婚していたはずだ。

そう、愛なんてありゃしなかった。全部性欲だった。射精する度に消えうせる夢・幻だった。

全てセックス原因だ。アプローチをかけてくる彼女に、俺は拒否する理由もないので、流されるまま性運動を行った。

それまで俺の中でセックスとは、あまり楽しくないものだった。

その前に付き合っていた彼女とは、お互い初めてだったので、何回やっても上手くできない。

したいにも関わらず、しても満足感が得られない。快感が得られないのが、それまでのセックスだった。だが、彼女とのセックスは違った。

まず彼女は俺に舌を出すように要求すると、唇を俺の舌に吸い付つかせてきて、口内を何分も貪った。そんな刺激的なキスは初めてだった。

何をしていいかわからず動けない前の彼女とは違い、彼女は俺を気持ちよくするために積極的に動いた。

すごく気持ちよくて、脳が溶けるような思いだった。俺は彼女の虜になった。彼女と一緒にいたい、独り占めしたい、たくさんセックスしたい。

一日二回のオナニーで発散していた性欲が全て彼女に向けられた。彼女もそれに答えてくれた。

俺は友達と遊ぶ回数が極端に減り、毎日彼女の帰りを待った。彼女仕事休みの日は、俺も大学に行かずに、一日中裸体で過ごした。

セックスだけじゃなく、経済的な面も彼女依存していた。生活費・食費は彼女が払ってくれる。

そんな生活も半年とちょっとで終わった。

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