高校のとき、たくさんある近畿大学の附属高校のひとつに通ってたんだけど、
私が通ってたところは進学校とは思われているものの、実績はそれほどすごいわけではない、
附属高校の中には、推薦で近畿大学に行くものも何人かいたが、たいていは推薦をうけず、
地方の国公立か、近大より少し上の関関同立へと進むものが多かった。
(関西地方は私立より国公立に対する志向がつよい)。
近畿大学は滑り止め、という意識が強くて、集会で先生たちは生徒に対して、
「近畿大学がゴールではない、それよりも上を目指せ、近大なんか行くな。」
みたいに、近畿大学を半ばけなしたような感じでよく語っていた。
なんとなく、いや、リアルに辛そうだった。
生徒に上を見させるのは大切だけど、もっと近大を大切にしてやりよ。
近大はすごいんだぜ、クローン技術やマグロの養殖、目を見張る研究成果を出してるんだ!
せめてさ、
「お前ら、頑張れよ。万が一失敗しても近大に入れれるようにこっちも頑張るから」
と言うべきではなかったか。
大阪府の某国公立に行った僕が言うのもなんだけど。